#06 64Bars Tokyo

EGOの新しいBarsは64小節。

思い入れのある曲をアップしてほしいという嬉しいリクエストに始まった細やかなこのコーナー。

つまり思い出の曲をって事ですが、出会ってから今までの時間や共に作ってきた曲もそう。EGOという人間自体に思い入れがあります。

過去の曲やアルバムすべてにエピソードがありますが先ずはこの曲を I&I

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#05 Change(Radio)

これもクラシックのひとつ。説明は割愛で。

プレミアのミックスに収録されてる曲としても知られてますが 個人的にはEVIL DEEのミックスで聴いたのが最初の出会い。盤も行きつけのレコード屋で普通に二枚買いました。

当たるも八卦 当たらぬも八卦。

当時は試聴時間や枚数に制限があったり試聴自体できない店も多かったですね。値札に書かれた短いレビューと勘。ジャケ買いってやつです。新譜の良盤当てるには、そこそこ超能力が必要でしたね。

このイントロをループさせるプレミアの二枚使いも渋いけど、やはり最初に聴いたミックステープの衝撃。

Rest in peace to my peeps who died up in the streets
Fuck Halloween treats ‘cause ain’t shit sweet

このバースを繰り返すEVIL DEEのシンプルな二枚使いを思い出すと今でも鳥肌が立ちます。音と詞を生み出す両者の繋がりの深さを感じるのもこの時代ならではかと。

ラジオ用に放送できないワードをスクラッチや効果音で消すバージョンにも味があります。曲によってはRADIO editされてる方が好きだったり。

当時、プレミアがNYのラジオ番組でDIRTY versionしかない曲を生のスクラッチでRADIO用にeditしてたのを聴いた事があります。これもHIPHOPならではのアイデアですね。

現在 Boombapという言葉も音もブランド化され売り方のひとつですが 当時インディリリースされる曲がクラシックと呼ばれるまでのプロセス。その道のりそのものも文化だったと思います。個人的な解釈ですが。

情報をいち早くキャッチして主流に乗る事より、時代の中で独自のプロセスが作る小さな流れを主流に変えてく。これも一枚一枚、一曲一曲に学んだ事のひとつです。

この盤も両面共にプレイしまくった一曲。

好き過ぎて自分以外のDJがプレイしてると腹立つ一曲です I&I

#04 That Street Life

2010年頃にEGOが教えてくれた曲。今でも結構な頻度で聴いてるし人にも薦める曲。

「ハードなだけじゃなく言い回しにラブがある」

EGOのリリック解説も再会の楽しみのひとつです。そのおかげで聴く曲、好きな曲もかなり増えました。この曲もそう。

俺自身の生活環境は長い時間をかけて大きく変わりましたが、長く務めてる人、これから長く務める人、面会や手紙だったり、もう逢えない人、大切な人たち、身近な世界です。

現在進行形で思い入れのある一曲 I&I

#03 In The Rain

あれは確か2011年の5月。

BOSSが初めてうちに遊びに来た日。

何気なく流してたのはドラマティックスのアルバム。

あの日も雨の夜。

この曲が始まった瞬間、偶然の選曲に二人であがりました。

帰り際に「もう一度聴いてもいいかな?」

ボスはそう言いながら味わうように聴き、

曲の終わりを背に我家をあとに。

雨も悪くないね。

そう思える思い出の場面と一曲です。

I&I

#02 Funky Piano

New Jersey Driveのサントラから一曲。

この曲が入ってる12inchは幾つかあって、最初に買ったのは Ill Al Skratchとカップリングされた盤。とにかく両面聴きまくり使いまくりました。中古屋で見つけると持ってるのに買ってしまう一枚です。

映画自体にも思い入れがあり、好きな作品を聞かれると必ずあげる一本。こんなに過去の自分と重ねる事のできる映画は洋邦合わせても他にはないかな〜。

これも腹立つくらい安価であると思うんで是非 Enjoy I&I

#01 Easy Comes Easy Goes [Jazz Poet Mix]

思い入れのある曲をアップしてほしいという嬉しいリクエストに応えて。

一曲目はEd O.G & The Bulldogs。

本人たちのバースはなく、フルートをはじめホーンセクション、ヴァイブ、そしてLast PoetsのUmar Bin Hassanを迎えた1994作。

Last Poetsというアーティスト、これがポエトリーリーディングだと知ったのもこの時が初めて。言葉にしがたい衝撃と高揚感に何度も繰り返し針を落としたのを覚えてます。

2005にリリースされたCommonの Corner にfeatされてるのを聴いた時も前のめりになりました。

話はラストポエッツ推しになりましたが 他曲も含めこの12inch、俺の中でのクラシックです。

比較的に安価で手に入るはずなんで是非 Enjoy I&I

today

久々に再会した幼なじみのお袋さん。

子供の頃 おばちゃんには、しこたま怒られ可愛がられ世話になりました。集まるバカなガキどもを本当に分けへだてなく。

その昔 おばちゃんはキャバレー大使館という店をやってたそうで。

キャバレーといっても アホが乳を揉みまくる現代のそれとは違い、そこはジャズの演奏家がプレイする昭和のナイトクラブ。

ある夜、その大使館に一人のピアノ弾きが面接へ。

演奏前にドリンクを出すと、その若いピアノ弾きはスッとポケットからハンカチを取り出し 滴でピアノ濡れないようにグラスを置いたそう。

「その姿を見て演奏も聴かずに契約したの」「それがマッキンのお父さんよ」と懐かしそうに おばちゃんは語ってくれました。

二人の粋なやり取り。

これは俺にとってはひとつのドラマです。

長い長い時を経て

音楽に対する姿勢を若かりし頃の二人に教わる日。

感謝です I&I

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